2015年8月8日土曜日

第3回20150805「第61回特別企画展       河東碧梧桐 - 子規門の革命児 -」 開催中!!


 お久しぶりです!1年ぶりです!

 2015年 第1回「第61回特別企画展 河東碧梧桐―子規門の革命児―」開催中!!

 8月5日(水) 

  第61回特別企画展ご案内

河東碧梧桐は、高浜虚子と並んで正岡子規の最も古い門人です。彼は、子規派俳句の展開において重要な役割をはたしました。子規没後、碧梧桐は従来の俳句の型にとらわれない新傾向俳句を創出します。これらの運動は碧梧桐と交わった各地の俳人により、大きな拡がりをみせます。

 碧梧桐は全国行脚の模様を綴った紀行「三千里」を新聞「日本」等に発表するほか、旅行家として欧州や東アジアにも足を伸ばし、各地の文物・美術品についての考察・レポートを行いました。また碧梧桐は書家としてもすぐれ、中村不折らと古い碑文による文字の研究を行い、書道研究会「龍眠会」を結成、同時代人の文人の書体に大きい影響を与えています。

 今回の特別企画展では近年当館に寄贈されたものをはじめとする碧梧桐の資料を公開し、彼が与えた各地の俳人にあらたな光をあてるとともに、碧梧桐の革新的活動を紹介します。

 会場は松山市立子規記念博物館3階特別展示室です。ちなみに休館日は火曜日の8月4日、18日、25日です。

観覧料は、個人400円、団体320円、65歳以上200円、小中高校生は無料です。

先に、常設展示場で、子規を中心とした子規派の活動を御覧いただきますことを、お勧めいたします。その場合は特別企画展の観覧料は2割引きとなります。
 
 
 記念講演があります。講師は栗田やすし氏(河東碧梧桐研究家・俳人)です。演題は「碧梧桐俳句の変遷―その理論と作品―」。
8月16日(日)午後2時から3時半まで。会場は松山市立子規記念博物館1階視聴覚室です。入場料無料です(定員約100名)。
学芸員によるギャラリートークは、8月15日(土)、8月29日(土)、いずれも午前10時30分から50分程度。3階特別展示室で観覧者対象です。
 
ことさらに暑い今年の夏ですが、碧梧桐が挑戦した、俳句と書のせめぎあいの迫力は暑さを忘れさせてくれることまちがいありません。
碧梧桐の俳句ファン、書のファンの方々だけでなく、碧梧桐を全く知らない方にも、ぜひ御覧いただきたいと願っております。
どうぞお越しください。お待ちいたしております。